2025年度 黒石ねぷた祭り 紹介 その4~審査について~

ねぷた祭りもいよいよ直前にせまって参りました。
今回は審査についてご紹介させていただきます。

審査は部門ごとに審査をして賞を決めます。審査基準は以下の通りです。

① ねぷた本体部門 《構図(絵柄)、濃淡・色彩、照明・造作》
構図(絵柄) 鏡絵は武者絵等のいきいきした絵柄で「動」を表し見送り絵は、美人画等で「静」を表す。強弱のある筆使いでバランスのとれた構図であること。また、いかにも生きているかのような絵柄がのぞましい。
濃淡・色彩 ろうや色の濃淡を効果的に使い、かつ色彩がきれいであること。
照明・造作 人形:バランスのとれた人形の配置と動きのある造形。 扇:扇と皿のバランスがよい。(ひらき、たまり、幅等) 色彩をあざやかに見せる明るさであること。

② はやし部門 《基本、技術、構成》
基 本 「進め」「止まれ」「戻り」の三曲を正確に演奏しているかどうか。二曲しか演奏しなかった場合や、 正調黒石ねぷたばやし以外の曲(他地区の曲など)の演奏などは減点の対象となる。
技 術 演奏が何級レベルの演奏をしているかということが採点の基準であり、おおよそ2級以上の技術点を最高点とする。
構 成 太鼓のたたき手一人に対し笛二人以上、鉦一人以上の人数構成がされているかどうか。

③ いきおい部門 《かけ声、態度、列》
か け 声 はやしに合わせて、声が大きく元気よく、よくそろっているかどうか。但し、むやみな拡声器の乱用は好ましくない。
態 度 引き手やはやし手、その他運行にかかわる人を対象とし、運行責任者の 指示によく従っているかどうか。但し、祭りを盛り上げようとする態度についてはさまたげない。さらに服装や運行形態などに工夫、努力がされているものは奨励する。
子どもから大人まで幅広く参加し協力して、楽しく運行しているかどうか。但し、だらだらした運行や列をみだしたりする運行は好ましくない。

以上の3つの部門において審査をさせていただきます。また、この3つの他に、前ねぷた、コミュニティに関しても審査しております。

前ねぷた(前灯篭) エントリー制とし黒石ねぷたの将来を強く意識し、ねぷた製作の後継者育成を目的とした賞で18歳以下の子どもたちが中心となって製作した前ねぷた及び前灯篭を審査対象とします。製作基準は、子供ねぷたと同様にします。
コミュニティー賞ねぷたを通じて地域や町内の親睦、融和、世代間の交流を図りながら祭りを楽しんでいるかを審査します。

また、今回審査は以下の方にお願いしております。

ねぷた本体部門黒石市長 髙樋 憲 様
黒石ねぷた保存会 会長 中田 伸一 様
黒石商工会議所 会頭 新岡 常雄 様代理
副会頭 粂田泰孝 様
はやし部門正調黒石ねぷたばやし保存会 会長 三浦 実 様
正調黒石ねぷたばやし保存会 副会長 田澤 直樹 様
正調黒石ねぷたばやし保存会 副会長 金山 亜美 様
いきおい部門一般社団法人 黒石観光協会 会長 長峰 徹吏 様
黒石市教育長 山内 孝行 様
青森県議会議員 大平 陽子 様
前ねぷた・コミュニティ部門㈱東奥日報社 黒石支局長 外崎 英明 様
㈱陸奥新報社 黒石支社長 渋谷 紘一 様
㈱津軽新報社 代表取締役社長 伊藤 香奈子 様
黒石ライオンズクラブ 会長 川端 東一郎 様代理
第一副会長 北山一衛 様
黒石烏城ライオンズクラブ 会長 桜庭 仁 様
黒石ロータリークラブ会長 粂田 泰孝 様代理
直前会長 渡辺恵子 様

最後に審査方法についてです。
今回の審査会場は市役所向かえのNTTビル前となります。

審査会場への入退場について
入 場 「進め」で審査会場に入場してきたら、スタッフ(黒石青年会議所)の指示(笛の合図)に従い、ねぷた本体を停止位置で停止する。
※「進め」の演奏が途中でもねぷた本体が停止したら演奏を止める。
「進め」の演奏が終了後、速やかに「止まれ」を2廻り(2廻り以上は演奏してはいけない)演奏する。その際、ねぷた本体は審査員に鏡絵・見送り絵を見せ審査していただく。止まれの演奏終了前に引き手は退場の準備を整えておく。
退 場 「止まれ」の演奏が終了後、速やかに「もどり」の演奏をする。同時にねぷたの運行(退場)を開始する。

審査会場では全ての演奏が聞くことができるので混雑が予想されます。
今年は市役所庁舎の工事もあってスペースが少なくなっていますので、通行人の邪魔にならないようご配慮ください。
また、トイレ等も御幸公園またはわのまちセンターを利用していただきますようご協力をお願いいたします。

今年も観客が審査をする観客賞があります!投票用URLは直前に公開いたします。
是非あなたが良かったと思う団体に投票いただきますようよろしくお願いいたします。