講習会もそろそろ折り返しとなります。
今回は検定会の合格基準について説明します。
級・段位認定基準について
検定会は講習会での練習の集大成を見てもらう場です。
検定会をうけて合格すると技術レベルに応じてワッペンがもらえます。
ワッペンの詳細については以下の記事をご覧ください。
認定基準に関しては以下のように定められています。
初級8級 講習会に基準以上出席して練習したもの。
初級7級 講習会に基準以上出席し、「すすめ」の一節以上を演奏できる。
初級6級 講習会に基準以上出席し、「すすめ」をほぼ演奏できる。
初級5級 講習会に基準以上出席し、「すすめ」を完全に演奏できる。
4級 講習会に基準以上出席し、「すすめ」「とまれ」の2曲を演奏できる。
3級 講習会に基準以上出席し、「すすめ」「とまれ」「もどれ」の
3曲のメロディ(リズム)を正確に演奏できる。
2級 講習会に基準以上出席し、「すすめ」「とまれ」「もどれ」の
3曲を正確に知り、綺麗に演奏できる。
1級 講習会に基準以上出席、指導協力し、「すすめ」「とまれ」「もどれ」の
3曲を高度な技術をもって演奏できる。
初段 講習会に基準以上出席、指導協力し、3曲を高度な技術でゆとりをもった演奏ができる。
二段 初段位習得後、2年以上講習会で指導協力し、
各曲の特徴を表現できる卓越した技術を持って演奏できる。
検定会の時は級(横線ライン)ごとに検定を受けます。
・ 初級の方は「すすめ」のみの審査
・ 4級は「すすめ」「とまれ」の審査
・ 3級は「すすめ」「とまれ」「もどれ」の審査
という風になります。
初めて検定会を受ける方は、まずは「すすめ」を完璧に演奏できることを目標に準備を進めましょう。
また、上級の審査は形式もかわり、一人の演奏に対して複数の審査員がついた状態で各囃子1人ずつ3曲演奏することになります。
演奏技術は勿論ですが、緊張感もすごい為、なかなか実力を出し切れないからか、例年合格率はとても低く講習会の練習のみでは合格するのは難しいとも言われています。
その為、上級者の方は特に毎週金曜日に行われている正調黒石ねぷたばやし保存会の練習への参加をオススメしています。
保存会の練習会では講習会と比べて人数も少ないこともあり、より細かい部分を講師からアドバイスしてもらえます。また保存会の卓越した技術の囃子の中で演奏することで、自然と自分の弱点や直すべきところも露呈してきます。
また、講習期間中は誰でも参加できますので初心者の方で「囃子をもっと演奏したい。」「ねぷた囃子に触れてみたい」という方も気軽に参加できます。
興味のある方は青年会議所事務局または承諾書に書かれている正調黒石ねぷたばやし保存会連絡先に電話ください。
それでは検定会で実力を出し切り、無事合格できるよう頑張ってください。