Junior Chamber International Kuroishi 2019

2019年度 理事長所信

所 信

2019年度スローガン

「百年一瞬・有言即行」

~目的の達成、すべては明日の自分のために~

限られた時間

松下村塾を主宰した吉田松陰が、日本大学の学祖である山田顕義に贈った言葉があります。「志を立てるためには、人と異なることを恐れてはならない、世俗の意見に惑わされてもいけない、死んだ後の業苦を思い煩うな、 また目の前の安楽は一時しのぎと知れ、百年の時は一瞬にすぎない、君たちはどうかいたずらに時を過ごすことのないように。」

この世の中で誰にでも唯一平等に与えられているのは時間だと思います。どの様に使うかは自分次第、もちろん自分の思った通りの使い方が出来ないことは沢山あるかもしれません。しかし、どんな状況でも時間は止まってはくれません。早く過ぎて欲しい時もあれば、 ゆっくり進んで欲しい時もあります。必ず世界は同じスビードで進んでいます。同じ1時間なら有意義な1時間にしないと勿体ない。集中して過ごした時間と何も考えずに過ごした時間では全く自分自身の成長度合いが違います。私は知識や身体の成長だけでなく何より心の成長が一番大きいと感じています。どんなことでも皆で集中してやれば、終わった後に本当に喜ぴと達成感が訪れます。その積み重ねが自信になり、心の豊かな成長、強さになっていると確信しています。 全てにおいて、時間の使い方をよく考え、 優先顧位を決めて生活していくことがとても大切であると考えます。

私が黒石青年会議所に入会したのは2009年、今から10年前のことでした。当時、初めて参加した会譲は今まで感じたことのない緊張感と、そこに参画しているメンバーの熱意と想いに圧倒されたことを今でも覚えています。
40歳までと限られた青年会議所活動の時間の中で、自分たちに何が出来るのか、そして何をしたいのかを形にしていかなければなりません。本年は自分の信念と想いを今まで培ってきた経験をもとに、より具体的な形にし、限られた時間を有意義にするぺくJC活動に取り組んで参ります。

人生の目的

私の人生の目的は「人に尽くすこと」です。一言で「人に尽くす」と言っても漠然としていますが、家族を幸せにすること、勤めている会社の発展、同僚の幸せ、共に活動している仲間の成功、そしてこれから関わる全ての人が笑顔になるために尽くすことです。黒石青年会議所では毎年、子供たちの夢を応援するぺ<灯篭作成会・灯篭点灯式を開催しております。
市内の小学生を対象に親子で参加していただき、子供たちに夢を灯篭へ描いてもらうことで改めて家族にも知ってもらい、そして夢を共有することで家族の絆を深めてもらいたいと、この事業を行って参りました。
これまでに沢山の子供たちの夢を応援してきたこの事業も今年で16回目を迎えます。中には夢を実現させている子供たちも少なくはないでしょう。これから生まれてくる子供たちのためにも世代を超え継承され続けてきた愛郷認心を育んでいかなければなりません。また、子供たちの夢を花火に乗せて大空に打ち上げようと始めたふるさと元気まつりは、子供たちに花火を見せたい、この地域に生まれて本当に良かったと感じてもらい、一人でも多くの子供にこの地域を好きになってもらい、次世代を担う若者に育ってもらいたいと心から願って開催しております。 子供たちにこの地域の「明るい豊かな社会の実現」を託すためにも、私たち大人がしっかりとした目的(夢)を持たなければなりません。

 

将来のビジョン

今から36年前(明暦2年)黒石初代藩主、津軽信英公がこの地に黒石の礎を築きました。当時からまちづくりや商売の才能に長けていた信英公はまち並みに「こみせ」と呼ばれるアーケードを作り、外観に規制を布いたり、業種別のまち割り、商人を呼ぴ込むなど、まちづくりや殖産振典に努めたと記録されています。当時の趣をそのまま残す黒石の「こみせ通り」も観光を代表する1つであり、その他にも黒石よされなどたくさんの地域の宝があります。これらを作り上げ、今日まで残して来ることは本当に容易ではなかったはずです。そこにはしっかりとした、ピジョンがあり想いがあったからこそ、 現代に残されて来たのではないでしょうか。
私たちが行っている黒石ねぷた祭りや正調黒石ねぷたばやし講習会も受け継がれてきた伝統を絶やすことなく、チャレンジし続けて来た諸先輩がいたからこそ黒石青年会議所の今があると思います。
少子化によるねぷたの引手不足の問題や参加団体の減少など食い止めることの出来ない現状の中、独自のスタイルで祭りを盛り上げ自分たちで祭りを変えていこうという流れも近年では見られます。本来の形から良くも悪くも変わってきていることは否めません。 ここで私たちに必要なのが、次世代へどの様に受け継いでいかなければならないのかを、地域全体で共通のピジョンをしっかり持つことです。このことだけではなく、このまちで暮らしたい、このまちが大好きだと言ってもらえる様なまちづくりのピジョンをしっかりと持ち、それを実現していかなければなりません。目標の無い者にピジョンは見えない、明るい豊かな社会の実現に向け5年先、10年先、牽いては10O年先のピジョンをしっかりとイメージし、一歩一歩歩んでいかなければなりません。

 

まちづくりは人づくり

まちづくりは永遠の課題だと私は思います。私たち青年会議所が行っている活動もほとんどはまちづくりの一環です。まちづくりといっても色々な切口があり、観光や商業誘致など様々あります。そんな中で色々な方々や多くの団体が自分たちの信念を持って活動していると思います。今、自分の住んでいるまちを見ても大きな建物が建ったわけでもなく、爆発的に人口が増加したわけでもありません。ただ目に見えて言えることは確実に地域を愛し、地域の将来を真剣に考えている人財が増えているという事です。この人財がどんどん増えていけば、間違いなくこの地域は明るい豊かなまちになっていくと私は確信しております。
近年、 青年会議所の会員減少が各地で嘆かれておりますが、まだまだ地域には志を高く持った同志が沢山います。個の力には限界があります。共に喜びを分かち合える仲間を沢山増やしJC活動に邁進いたします。
また、本年は第49回青森プロック大会が黒石の地で開催されます。青森ブロック協議会の集大成の場でもあると同時に、我々の想いを地域に発信できる場であると考えております。大会全体を通して地域の皆様と黒石青年会議所メンバーがひとつになり、黒石の魅力を発信して参ります。
豊かなまちには豊かな組織が多く、豊かな組織には笑顔豊かな人財が多い。「まちづくりは人づくり」その架け橋となれる様取り組んで参ります。

 

 

覚悟

私は23歳の時父親の病気がきっかけで家業を継ぎました。それと同時に黒石青年会議所に入会いたしました。当時、自分の夢をあきらめてまでこの道を選んだ私は強く心に決めていました。この黒石で楽しく生きていく、そしてやるからには商売を大きくしてもっともっと栄えたまちにしようと。
あれから10年、地域のこと何一つわからない私を育ててくれたのは家族であり先輩諸兄であり、そして仲間であります。これまでしてきたこと、これから起こす全ての出来事に対しての責任と恩恵は全て自分に返ってくると信じています。そして返ってきたもの全てが良くも悪くも自分の財産です。自分たちが目指す豊かな社会の実現とまっすぐ向きあい後でやろう、明日やろうの自分からは抜け出して、常に自分が出来る最高にチャレンジして参ります。
最後になりますが今年1年、黒石青年会議所理事長という新たな覚悟を持って、これから迎える新時代に向け、大切な仲間と共に思いきりぶつかり、楽しい時代を築くことを宣言し公益社団法人黒石青年会議所2019年度理事長所信とさせていただきます。